薬剤の副作用によるEDは、口本では約6%を占めているに過ぎませんが、次第に増加傾向にあるといわれています。EDの副作用が報古されている薬剤はいろいろありますが、そのなかでは現在,降圧薬が最も起こしやすいといわれています。副作用が報告されている主な薬剤は次のようなものです。
★降圧薬
メチルドパ〔中枢性伽アゴニスト)製剤11副作用が起きる頻度は、14〜.36%。レセルピン(ラウオルフィア製剤)製剤匪同1〜33%。スビロノラクトン(カリウム保持性利尿薬)製剤11同4〜30%.塩酸プロブラノロール(βーアドレナリン受容体遮断薬)製剤11同2-15%。使用最が増えるほど副作用が起きる頻度が高くなる傾向があります。また、他のβ・アドレナリン受容体遮断薬でもEDが起きるといわれています。
以上のほか、ヒドロクロロチアジド(チアジド系利尿薬)製剤では投与しないときと比べて、EDが現れる率は3-5%上昇、また塩酸ブラゾシン(α・アドレナリン受容体遮断薬)製剤ではα石〜4%の頻度でEDが起こっているとの報告があります。なお高血圧の治療に用いられるカ.ルシウム抵抗薬やCE(アンギオテンシン交換酵素)阻客薬の2つに関しては、EDを起こしたという報告はありません。
★向精神薬
性欲減退、性機能障害の副作用が注意書きされている主な薬をあげると、抗うつ薬では.塩酸イミプラミン製剤、塩酸クロミブラミン製剤など、抗不安薬では、プロマゼパム製剤、クロキサゾラム製剤、ブラゼパム製剤などがあります。それ以外にも,SSRI(選釈的セロトニン再取り込み阻害薬∀には、性欲減退のほかに射精遅延、オーガズムの欠如という副作川も確認されています。
★胃腸薬
抗潰瘍薬のスルピリド製剤には性欲減退の副作用が、臭化グリコピロニウム製剤の一部には射精障害の副作用が記載されています。











