老人のセックスは、セックス時の痛みなどの問題が多いです。医学的には「性交不快症」といって、一般的には痛みを伴う性交のことをいいます。お年寄りの女性の場合、若い人に比べ性反応が鈍くなります。
これは性器の分泌物が少なくなり、また女性ホルモンの関係で粘膜が薄く傷つきやすくなること。膣の萎縮も伴いますので、痛みの原因にもなります。
将来は投薬によって分泌物を増やすことも可能でしょうが、現在は、潤滑油代わりにゼリーを使うことで解決されます。
このゼリーは単に物理的作用をもつものですが、セックスに痛みを伴わないという意識が徐々に強くなりますと性反応も次第に回復してきます。 潤滑用ゼリーは薬局などで買い求めることができます。適度の粘度があり、水溶性で、水またはぬるま湯で容易に洗い落とせます。無色透明、無臭で不快感もありません。同一の成分で男性用と女性用の2本がセットになっているものもあります。
70代の男性では約70%、女性では40%は月に1回以上のセックスがあるとの調査があります。しかも、セックスをもっているひとは、そうでないひとに比べ、日常生活について「潤い」を感じ満足しているとのことです。
老人セックスの問題は、日本的事情のためでしょうか、閉鎖的になっています。老人でも健康であれば性機能は健全で、セックスの問題は避けて通ることはできません。高齢化社会、老年期のセックスも陰にこもることなく行きたいものです。














