熟年離婚の原因は圧倒的に「性格の不一致」、特に「長年の我慢の積み重なり」「我慢の限界」という理由が多くなるようです。「性の不一致」の一つであるセックスレスは、近年急速に増えてきた離婚原因の一つです。これは離婚裁判でも正式に認められる、婚姻を継続しがたい重大な事由になります。
セックスレスとは、一般的に、「病気など特別な事情がないのに、1か月以上性交渉がないカップルのこと」を「セックスレス」と定義されているようです。「セックスレス夫婦」は、従来、離婚の原因としてしばしば理由に挙げられていた「性格の不一致」、実は「性の不一致」を近年、言い換えた表現であります。単純に、セックスレスとも呼ばれる。
セックスレスの原因にはさまざまな要因がありますが、近年増えているのがED(男性機能障害)です。、年齢を重ねると確かにEDになる割合は高くなりますが、最近では年齢のせいだけではないことがわかってきています。
他にもセックスレスの原因として、夫婦の寝室が別ということが指摘されています。これは夫婦の寝室が別だからセックスレスになったのか、セックスレスになったから夫婦の寝室を別にしたのかは定かではありません。
しかしある心理カウンセラーから直接聞いた話によると、夫婦問題で相談にくるクライアントのほとんどは、夫婦の寝室が別だったとのことでした。
夫婦の寝室を別にする理由としては、「夫のいびきがうるさい」、「生活サイクルが違う」、「夫は深夜残業で夜中に帰ってくるので妻が目が覚めてしまい、反対に妻は朝早く起きて仕事や子供の世話があるので夫が目が覚めてしまう」などがあります。
事情はそれぞれですが、セックスレスにならないためには、まずは夫婦が同じ部屋で一緒に眠るということが大事なことではないでしょうか。寝る前に5分でも話をすれば、夫婦のコミュニケーションが取れます。毎日見ていれば、お互いの体調や悩み事など精神状態の変化を知る目安にもなります。
EDなどの事情がある場合は、相手を責めないで、一緒に病院へ行って夫婦で治療に取り組んだり、家事を手伝うなど協力しあうことが必要です。どちらか一方の責任というのではなく、夫婦共通の問題として、一緒に向き合う姿勢と思いやりこそが大切なのです。
熟年離婚の場合は、セックスレスそのものが直接離婚の原因となることは少ないようです。しかし、若い頃からのセックスレスによって夫婦間の絆や意思の疎通、信頼関係が希薄になったこと。そしてそれが何年も続いたことによって思いやりや愛情が失われ、夫婦関係が修復できないほど破綻して離婚、というケースは多いようです。














