ジャネット·ジャクソンのポロリ事件が話題だ。これは時流に乗っかった方がいいだろうということで、今回は緊急に「いちごがポロリ」を取り上げることにした。この「ポロリ」という言葉、やはり「オールスター水泳大会」で使われたのが最初なんだろうな。まあ便利な言葉ではあるね。夕刊フジの記事で「ネットでポロリ検索が米史上最高に」というのがあったが、別にアメリカ人は「ポロリ」で検索しているわけではないだろうし、今ここで使っている「ポロリ」に相当する英語はないだろう。
で、本田理沙のセカンドシングル「いちごがポロリ」のポロリも、そういう意味でのポロリなのだ。なんともHなタイトルで、これはちょっと彼女もかわいそうだな、と当時の純真な私は思ったものだ。案の定、雑誌のインタビューでは「理沙ちゃんも実際にいちごがポロリの経験あるの?」みたいなこと聞かれまくってたようだし。まあそこは戦略か実話かは知らないが、「実はあります」みたいなことを答えていたようだけど。そもそも本田理沙の歌手活動は何かズレていて、デビュー曲の「Lesson2」は時代錯誤なGS風サウンドに山口百恵風のツッパリ系な歌詞をのせた曲を、ドスをきかせた声で歌ったもの。しかもツッパリリーゼントの貴族という名のバックバンド付き。
まあ普通にアイドルした歌があまり流行らなくなった時代だから、差別化というのはあったんだろうけど、ファンの間でも賛否両論あった様子。そして、セカンドシングルが「いちごがポロリ」とくれば、色モノシンガーか?と思われてもしょうがないだろう。サウンド的にはこの曲も、デビュー曲同様のGS風ロック。ツッパリ風に大人っぽく歌いこなしている本田理沙が、けなげに思えます。実際はどうかは分からないが、彼女って見た目「やらされてる感」が強かったので、そんな彼女にちょっとズレてることをやらせて、それをこなす「けなげさ」を見て楽しんでほしいというのが、彼女のスタッフサイドのねらいだったのかもしれない。なんだかんだいいながら、このインパクトのあるタイトルだからこそ、今でも(すくなくとも私には)忘れられない曲になっているわけだし、後世に語り継がれるべき名(迷)曲であると言ってもいいだろう。ジャネット·ジャクソンのポロリ事件をきっかけに、この曲にもう一度スポットライトが当たることを願う。











