カンジダ外陰炎は慢性化しやすい病気なので、普段からのケアが大切。おりものを顕微鏡で培養したり、見たりすることで調べてカンジダと判断したら、クリーム、軟膏と抗真菌剤の座薬(膣錠)を併用し、内服薬によって真菌を退治します。
かゆみによって起きた外陰部の炎症は、ぬるま湯などで丁寧に洗ってから軟膏やクリームを塗りましょう。かゆみは3〜4日で軽くなります。10〜14日で完治、遅い人の場合1〜2ヶ月かかります。原因が男性にあると考えられる際には、ピンポン感染を予防するため二人で治療します。カンジダ症は非常に慢性化しやすい病気です。
カンジダ・アルビカンスは高温多湿状態を好むので、蒸れやすいストッキング、通気性の悪いジーンズや下着、コタツでの寝過ごしはやめましょう。膣内の洗いすぎに気をつけ、ナプキンや下着はまめに取替えてください。抗生物質の乱用もいけません。普段の生活から注意しましょう。
■女性カンジダ外陰炎の症状
カンジダ外陰炎の多くの場合、セックス感染になりますが、男性の場合はかゆみなど症状がほとんどないので、知らずに女性に移すことがあります。
白っぽいおりものが最初は増え、次第に酒かす状の白いおりものに変わって、膣内に強いかゆみを覚えます。やがてかゆみは外陰部にまで達し、かき壊すと皮がむけ、赤く腫れてさらにかゆみが増します。かゆみと同時に痛みが現れ、白いクリームのかす状のものが小陰唇や外陰部に付着するようになります。セックスの時に痛む場合も。また夜温まるとかゆみは激しくなり、眠れなくなることもあります。
■カンジダ外陰炎を起こる原因
カンジダ外陰炎はカビの一種であるカンジダ・アルビカンスが膣内で繁殖して起こる病気です。カンジダは普段から粘膜や皮膚に寄生しているもので、健康時には炎症を起こしません。しかし体調を崩した際、抗生物質を長期に渡って服用している人、妊娠中、極端なダイエットで健康状態の悪い人、糖尿病の人などに症状が現れます。ビデなどで必要以上に膣を洗いすぎると、膣の自浄作用がなくなり、カンジダが急激に繁殖するケースもあるので気をつけましょう。











