JR東日本や京王電鉄など全国32の鉄道会社が、昨年9月のアスベスト(石綿)製造・使用禁止以降も石綿を含む車両部品を使っていたことが厚生労働省の調べで分かった。いずれも機器内などに密閉され、飛散の恐れはないという。部品数は合計1万1088個に上った。
今年2月、JR西日本でアスベストを含む部品の使用がわかったことを受け、同省が全国203の鉄道会社に実態調査した。その結果、車両の床下にある空気圧縮機などの配管をつなげる接合部品として使われていた。機器メーカー「ナブテスコ」(東京)の製品が多く、製造禁止後も出荷されていたとして、同省は労働安全衛生法違反の疑いで調べている。
すでに27社は非アスベスト製品への取り換えを終了。残る5社も7月末までに交換するという。














