忘年会シーズンのための二日酔い対策—-国税局の調査(酒類課税数量・2005年)を見てみると、酒類の中ではビールの課税数量が最も多く、どうやら日本人に好まれるお酒ナンバーワンはビールらしいことがわかる。確かに、さまざまな料理に合って、どの季節でも飲めるビールはある意味、不可欠な存在と言える。。付き合いからどうしても断れない席もあり、連日お酒を飲む…という人も多いのでは?ついつい度を超して、翌日は二日酔いということもあるかも知れないが、二日酔い対策をしておきましょう。
■酒量トップの12月をどう乗り切る?
盛大に飲んだ結果、二日酔いになるというのはよろしくない。そもそも二日酔いとは、簡単に言うと、アルコールが体内で処理しきれなくなった状態。アルコールは、実は人体にとっては毒に近い成分で、肝臓の働きによって無害化されているのだ。そして肝臓にも、処理できる容量は限られている。厚生労働省によると、適正な飲酒量は日本酒にすると1日1合(100%アルコール換算で23g)程度ということになっているそうだ。
適量があるとはわかっても、「つい」と、なってしまいがちなのも飲み会の常。飲み過ぎは決しておすすめしないが、やむを得ないこともあるだろうから、二日酔い対策について少し考えてみよう。また、それは肝臓の負担を減らすことにもつながるはずである。
■飲む前と飲んだ後にしっかりケア
二日酔い対策のポイントは、肝臓への負担低減。一度に大量のアルコールが体内に入ると、肝臓が処理する量も多くなるので、まずは飲む前から気を付けたい。よく聞く話では、「胃に膜を張る」ために、乳製品を摂るというものがあるが、これは有効な方法。また、空腹なほど、急激にアルコールは体内に取り込まれやすいということもあるので、ヨーグルトやチーズなどを先に食べておくのはよい方法と言える。
また、話題のウコンやゴマに含まれるセサミンも、肝臓の働きを助けてくれる成分。これらのサプリメントはコンビニでも手軽に入手できるので、飲酒前に服用するのも一つの手。沖縄の「うっちん茶」というウコンのお茶も有名なので、もしメニューにあるのなら、お酒の合間に飲むのも良い。お茶の水分が体内のアルコールを薄めてくれるし、ウコンの効果も期待でき、一石二鳥といったところだろうか。このように、お酒の合間にお茶などを飲むのも、体内のアルコール濃度を薄めてくれるので、二日酔い対策としても有効だ。
そして飲酒後、忘れずに対策をして、つらい二日酔い回避につなげてみよう。アルコールを飲んだ後、人の体は脱水状態となりやすい。そのため、飲酒後は水分を積極的に摂るようにしたい。温かいほうじ茶などを飲むのもいいだろう。ちなみに、二日酔いで頭痛になるのは脱水症状のせい。そんな折には、すばやく体内に吸収されるスポーツ飲料水を飲むのがオススメだ。
「酒は天の美禄」とも言うが、一方では「酒は諸悪のもと」という言葉もある。ほどほどが一番ということを「肝」に銘じておこう。














