世の男性が、その自らの朝立ちを気付く頻度を、年齢別にまとめると、下図の如くになります。60歳前半まではほとんどの人が、それなりに朝立ちの自覚があり、70歳後半でも4人中3人は一応自覚を持っているのです。
この朝立ちの生理機能を支えているものは、主として男性ホルモンであり、その男性ホルモンの脳内活性作用の結果として、その“男の性の生理”が表現されていると言えます。加齢によるその男性ホルモンの下降に連れて、朝立ち機能が徐々に低下してゆくのですが、男性ホルモンとの関係については後で詳しく説明することにします。
もう一つ、男として大きな問題は、その生理現象が、生活環境のストレスや心理的な影響によってかなり敏感に乱れることがあるのです。
“性は脳なり”と言われるように、朝立ち現象は、視床下部の性中枢と副交感神経中枢との連携で起きているのです。その中枢がかなり精神的・心理的ストレスによる影響で機能低下を起こし、朝立ち早期喪失を起こしてくるのです。
男の生理はきわめて複雑微妙であると言えます。女性もいろいろな心理的ストレスや体調などで、よく月経に乱れが生じますが、男性側も女性よりストレスに生理的に弱いこともあり、その機能はより乱れがちなのです。しかもその乱れ方も、個人差の幅が大きく、そのため男の性問題は、非常に繊細微妙なものであり、問題が多岐にわたると言えるのです。












