この地球上の生き物で、子孫を残し繁栄させようとするものたちは性行為の中から生まれ出てくる。花が開くこと虫たちが飛び交うこと、野獣が魚がと以前アニマルセックスという映画があったが、最後に人間のが最もすごかったのだ。野生の生き物は動植物すべてが自然の管理制御を受けているから、人間の様にめったやたらと性行為はしないのだ。生み出した子供が生きてゆける環境と気象条件に合わせて性行為をして子孫を宿し生み出してゆくからだ。ほとんどは食糧事情によるコントロールを受けている。しかし、動物園の猿たちなど、食料の心配がなくなると、人間のように季節にかまわず交わるように成ってしまうのだ。
虫の性行為はなかなかおもしろい。
いや、これまた失礼、虫からすれば人間の方がおもしろいかもね。薄羽陽炎というウドン華の花といわれる卵を天井などに咲かせてくれる虫なのだが、以前はどこでも見られたのに最近は珍しくなってしまった。この陽炎の命は孵化してたった二日と言うことだ。かわいそうにっと思いがちだが、長生きだけが幸せなんじゃない。彼らは二日が人間の40年かもしれないのだよ。成長して、相手を見つけて、性行為をして、卵を産んで果てるのだから。
ジョロウグモは都会ではあまり見なくなったが、黄色と黒のよこしまの大型の蜘蛛である。成長して時期が来ると雄のジョロウグモがやってくる。雌の方はかなりの悪妻で凶暴だから、雄はすまなそうに遠くで様子を見ているのだ。雌が餌など腹一杯食べてうとうとしていると、つつっとすり寄ってきて、雌にかみつくんだよ。すると麻酔が効いて雌がおとなしくなるんだね。このときばかりと、半分にも満たない身体の雄は性行為をしてしまうんだよ、雌は不感症なのか、知らん顔して寝てるんだよ。
水商売など綺麗で美人なのに、女郎蜘蛛のように不感症なのがいるらしい。雄は、ごめんね、ごめんねと言いながら(たぶん)雌のそばでお目覚めになるまで看病してるんだな。すると雌がぱちくりと目を開けるや、近くにいる雄に襲いかかって、くるくる巻きにして吸い取ってしまうんだよ。哀れ雄は抜け殻のようになり風で飛ばされるのさ。雄を喰い殺すところが女郎に似てると言うんで付けられた名前だよ。でもね、偉いんだよ。知らないうちに孕まされても卵を産み落とす頃になると、立派に作った蜘蛛の巣をすてて、安全な場所で卵のいっぱい入った袋を生み付けると、これが孵るまでじっとそばで見張っているのさ。飲まず食わずだよ。我が家で観察していると、小さな蜘蛛たちが風に吹かれて飛び立ってゆくと、すっかり痩せて皮ばかりになった親がぽとりと落ちてきて、風で飛ばされたよ。けなげだ。
でんでん虫は男女両性具有者だ。出会って強い方が雄になってやってしまうというのだ。どうも烏賊もそうだと聞いたことがある。
野獣の性行為
気になるねえ。我らと近いからさ。百獣の王ライオンは雌どもを従えてハーレムで腹などかきかきしてもらったり、うらやましい限りだが、それは腹一杯な時だけで、普段はへろへろになるくらい狩りの失敗の連続なんだよ。自由業と一緒だよ。そんな強そうなライオンでも、性行為は数秒なんだよ。虎だって同じだよ。
象さんはちょっと長くて3分くらいかな。でもすごい奴がいるよ。犀でした。皮が固いから他のどんな野獣も食い破れないので、襲われる心配がないから草原で一時間も性行為をするのだよ。重さもすごいからなかなか迫力ものだが、残念ながら体位はバック専門でいろいろ楽しめないのだよ。カバは陰茎が重たくてとても立派なんだが、空中ではうまく使えないので、水中で浮力を利用して、性行為をするんだよ。象さんの陰茎はまるでその鼻みたいに成っていて、ぐにゃぐにゃとうごめいて、雌の陰部を探り当てるんだ。なんと不気味で恐ろしい光景だよ。
ゴリラは人のように正上位で性行為をスル奴が多いんだ。感動して雌は目を閉じたりするね。そのせいか目が赤い奴が多いね。???コアラは言い寄られてヤナ男だと、小便をひっかけるんだよ。男は雌にかみついて大けがさせることもあるんだ。
かみつくと言えば、ラッコも雌の鼻をかみ切るほど血だらけにしながら性行為をするよ。猫族も雌の首に噛みつくし、鶏もそうだ。
魚介類の性行為
魚のなかにもエロい奴がいてね。雌を自分の両手で後ろから抱きついて腹を締め付けて、産卵さてから射精するんだよ。抱きつくと言えば蟹さんもそうだよ。気に入った彼女を見つけると、そっと、あの飛び出た目で目配せしながらすり寄ってゆき、後ろから雄が抱きしめるね。すると雌は型どおり嫌々をするんだが、ほどなく、逃れられないと悟ってしまうと、いいわよっというふうに、腕の中でくるりと向き直るんだよ。そして、幅広三角の腹を開くと、男は喜んで二本もある陰茎をこれまた、二つの穴にぎゅうーーーっと奥深く甲羅の肩まで入れ込むんだよ。
彼女は感極まって目を閉じて、身体がぽーっと赤くなってしまうのだ。たぶんね。だから茹でると赤いのかなあ??XX
アワビやサザエはあの身体でどうやって性行為をするんだろう。絡まってしまうとぬるぬるで滑っちゃうよ。心配いりませんのよ。ふふふ。よーっくみてみよう。アワビもサザエも殻に煙突のようなものが付いている。これが生殖器だよ。なんとその穴から、精子と卵子を吹き出させて、煙のようになりながら、受精させるんだ。小さな目玉をきらきらさせて、角をぴいっと張ってね。これがきもちいい、、、かも
最後にロマンチックなのは烏賊だね。集団で始まると意識の強いのが雄に変化して、足と足をべちゃりとひっつけ合って、まるでキスしてるように性行為をするんだよ。時々テレビで見せるから知っている人も多いのだ。射精し終わった雄は放れようとするんだが、どうも雌が放さないらしいよ。
植物の性行為
花たちはほとんど雌雄の区別がないのだが、自分の花粉で自分の雌蘂(めしべ)に受粉しないようにしているのだよ。まず蕾が十分に育ってくると、開く前に自分の雌蘂だけをつい
っと外に出して、他の花からの花粉を受けるようにしているのだ。
これから咲く梅などもそうだから観察できる。受粉すると、花を開き自分の雄蘂をのばして、虫などを呼び込んでその身体に花粉を塗りたくって他の雌蘂に運んでもらうのだ。これが花のセックスだね。
菊科の植物なども、パットは開かないのだ。徐々に開きだして大切な部分は最後まで守りながら開花してゆく心憎い愛情表現があるのだよ。菊だって種を作るからね。
じゃ木達はどうだろうか?雌雄が有るもの達の中から、わかりやすい例を引いてみよう、まず松と銀杏だ。松はご存じのように針状の葉っぱでかなり特殊だ。しかしこの葉っぱの形じゃないと性行為が出来ないのだよ。雄の木と雌の木が絡み合って生えているとは限らない、ちょっと離れたところに在るのが多いのだ。種がほどよく風でくるくると回りながら離れたところに着地するからだ。
雌の木は松ぼっくりを作っているからわかりやすい。雄の木は花粉を十分に成長させると、じっくりと待っているものがあるのだ。そう雄の方から雌の方に風が吹いてくれるその瞬間をだ、頃合いの風が吹き出すと雄は一斉に射精する、いやいや失礼、花粉を放出するのだ。花粉の混ざった風は黄色い固まりとなって雌の木に襲いかかるのだ。雌の木はあまりの心地よさに葉っぱを打ち振るわせて、幹が若干赤くなるね。ほんとかな?っとまあそんなくらいの興奮が感じられるのでした。
銀杏さん達はどうでしょうか?これは松より種が大きいので鳥が運んでくれてしまうから、松のように美しい彼女を眺めやって風を待つなんてことが出来にくい、どこにいるんだい!!っと首を伸ばして彼女と彼氏を探すので、どんどん背が高くなってくる。すると風が上空は強いから、葉っぱがちぎれたりおれたりしてはいけないので、あの銀杏型になってくるのだ。しなやかに風をやり過ごし、大きくなれば切れ目を入れて、持ちこたえるんだよ。そして強い風が吹くとき、花粉を振り出して、どっかの雌に襲いかからせるのだ。だからどことなく寂しげな銀杏さんではないかい。
杉林だって、雌の方に風が吹くやいなや、ゆうさゆさと花粉を振り出して黄色い風に渦巻かせて襲いかかっているんだよ。
花粉症だなんて嫌われるが、かれらの楽しみを、、、、














