セックスの際、膣との角度の関係から、ペニスが水平より上向きになっているほうが好都合と言えます。というのも、ペニスが上向きの角度であれば、亀頭が膣の前壁に突きあたり、いくぶん下向きにさせられるため、刺激が強まり勃起を長引かせることができるからです。ですから、勃起の角度は大変重要なポイントというわけです。
俗に、薬指を水平にしながら手の平をいっぱいに開き、そのときの各指の角度を勃起角度に見立てることがあります。親指が10代、人差し指が20代、中指が30代というように、角度は年齢によって下がって行くのが普通です。更に勃起の角度は勃起硬度に比例します。硬い人程角度が高く、それだけ女性を喜ばすことができるというわけです。
さて、こうした勃起力を鍛えるためにはどうしたらいいのか。よくペニスを叩いたり、こすったりして刺激を与えるといいと言われますが、仮にこの方法で勃起したとしても、それは一時的なものにすぎない。反っていたずらにペニスを傷つけることになりかねません。叩いて強くしようなどとは決して思わないようにしたいものです。
また古くから知られている方法に「金冷法」というのがあります。文字通り、精巣にさっと冷たい水をかけて冷やす方法です。精巣は熱を放出しないと機能が低下してしまいますから、冷たい水をかけて機能を回復させようというものですが、これも科学的根拠もなく、あまり効果は出来ないようです。ただし、温めたり、冷やしたりすることによって、血行を促進し神経に効用をもたらし、機能を高めるともいわれています。また、入浴の際にペニスや精巣をよくマッサージするのも有効といわれています。
徳川時代の将軍たちは、マッサージにぬか袋を用いていたそうです。このマッサージによってペニスの血行をよくし、精子をつくる精巣を鍛えるわけです。この方法もあまり根拠のあるものとはいえませんが皮膚の抵抗カが高まる方法といえそうです。更に、精液の製造に大きくかかわる前立腺をマッサージする方法も知られています。たっぷりと精液があると、性感も豊かになり、それだけ勃起力を高めることにつながると考えられます。肛門の前方にある前立腺を軽くマッサージします。あまり強くもみこむと痛みをともないますから注意が必要です。
しかし、勃起力を高めるためには、これらの方法を実践するよりも筋肉を鍛えることがベストのようです。そのためには日ごろから体を鍛えることです。また、体に栄養が行きわたっていないと、もちろん精巣や前立腺などの部分の機能が低下してしまいますのでバランスの取れた食事を心がけることも大切。こうした方法はすぐに効果が現れるものではありませんから、根気よく続けることが必要です。そして勃起と射精をつかさどっているのは自律神経ですから、精神的なバランスを保ち、心の健康をこころがけることもとても重要なことだと言えるでしょう。









