シアリスは海外では2003年から発売され、世界100カ国以上で1,000万人以上の患者さんに使用されています。2006年度の全世界での売上げは約10億ドルで、20ヶ国以上でPDE5阻害剤のトップシェアを獲得しています。
従来のPDE5阻害剤では効果継続時間が約4時間とされ、また、高脂肪食などにより影響を受けるとされています。従来のPDE5阻害剤使用患者さんの約7割は、効果継続時間の短さや食事が薬効に影響するから困ったという体験をされています。患者さんを対象としたアンケート調査の結果、66%が「服用のタイミングを計るわずらわしさ」を感じており、具体的には、「治療薬の効果が切れてしまっていた」「食事の影響を心配した」「性行為のタイミングを待っていたら深夜になってしまった」「性行為を始めたが、まだ効果が現れていなかった」などがあげられました。シアリスは、投与後36時間にわたり効果が継続し、高脂肪食であっても食事の影響を受けません。このようなED治療に伴う焦りやプレッシャーを大きく軽減し、EDに罹患する前のような自然体で受けられるED治療が期待されます。
シアリスの主な特徴は以下の通りです。
・ 勃起不全(満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持が出来ない患者)の改善にすぐれた効果を示します。シアリスは、性的刺激があったときのみ勃起機能改善効果を発現します。
・ 食事の有無に関わらず服用が可能です。
・ 投与後36時間にわたって勃起機能改善効果が認められている、唯一のED治療薬です。
シアリスの副作用は以下の通りです。
・ 国内用量反応試験、本剤5mg〜20mg群に割り付けられた総症例257例中70例(27.2%)に副作用が認められました。
・ 主な副作用は頭痛29例(11.3%)、潮紅13例(5.1%)、ほてり9例(3.5%)、消化不良6例(2.3%)等でした。
<PDE5阻害剤について>
性的興奮の刺激により、陰茎の平滑筋が弛緩し海綿体内に血液が流入することで、陰茎の勃起が起こります。PDE5という酵素は、この勃起を妨げる働きをすることが知られています。PDE5阻害剤はこの酵素の働きを阻害するため、勃起の維持を助けます。PDE5阻害剤は、性的刺激があったときのみ自然な反応として発現し、性的刺激のない状態では効果は発現しません。また、催淫剤ではありませんので性欲を亢進させる働きはありません。














