豊胸手術は、異物を体内に入れるため、様々な事故や副作用が予想されます。術前の検診や、アフターケアなどで、これらを予防することが大切です。
■血腫および感染
まれに、血液がバッグを挿入したスペースに溜まり、血腫を発生させることがあります。この場合、溜まった血液を取り除く必要があります。
また、雑菌によって、感染が起こる場合もあります。この場合、バッグを取る必要があります。
■被膜拘縮
異物(豊胸手術で使われるバッグや注入脂肪)が体内に入ると、それに接する自己組織が拒絶反応を起こし、結合組織性の被膜が、バッグの周りに形成されます。この被膜が収縮し、バッグを締め付けるようになると、バッグがゆとりを失い、硬くなります。これによって、胸の触感が悪くなるだけでなく、胸が変形し、痛みを伴う場合もあります。こうなったら、バッグを取り除く必要があります。
被膜拘縮が起こる確立は低く、マッサージによって、予防できます。また、触感や、外観に問題はあものの、身体にとっては無害です。
■バッグの破損
豊胸に使われるバッグは非常に品質が高く、丈夫なのですが、破損しないとは言いきれません。生理食塩水バッグやCMCバッグは、万が一体内で破損した場合でも、内容物である、生理食塩水が、体内に吸収され、尿として排出されるので、無害なのですが、破損した場合に有害なバッグもあります。
定期的に検診を受けることで、万が一の事故を予防することが大切です。
■バックの大きさや、位置の誤差
手術前のカウンセリング不足や、手術中の医師の確認不足などで、希望通りの胸にならない場合があります。
熟練した医師の下、事前に具体的な希望を伝え、カウンセリングを充分に行うことでこれらを防ぐことができます。
■乳首や胸の知覚鈍磨
乳首や胸の知覚は主に肋間神経に支配されています。豊胸手術で、これらの神経に刺激を与えてしまうことで、手術後、乳首や胸の知覚が低下することがあります。ほとんどの場合、半年くらいで治りますが、知覚を喪失してしまう場合もあります。














